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印刷マメ知識

2017.10.25

3Dレーザーって?

アマサキでは色々な印刷方法がありますが、その中でも最近注文が増えてきているのが
『レーザー印刷』です。
熱の力で製品の表面を数ミクロン削り、そのコントラストで印刷表現をします。

その用途は幅広く、金属はもちろん樹脂や木材・石材等、
印刷物に合わせて数種類のレーザー機を選定致します。

その中でも問い合わせが一番多いのが『3Dタイプのレーザー』です
『3次元制御タイプ』とも言われますが・・・
例えばボールペンやキーホルダー等は『平面』部分に印刷をしますが、
ボトルやタンブラーは『曲面』部分に印刷をしますよね?

レーザー印刷の場合『焦点距離』が非常に大切で、
印刷物とレンズの焦点距離がズレると熱が上手く伝わりません。

虫眼鏡で太陽光を集めて紙を燃やそうとした際、
ピントが上手く合わないと中々火が点かないですよね?

同じ様に、レーザー機の焦点距離が少しでもズレると綺麗に印刷は出来ません・・・

しかし、弊社にはKEYENCE社製の『3次元制御タイプ』のレーザー機があり

平面はもちろん『曲面』『斜面』『段違い』等、様々な形状に合わせて
自動でピントを合わせる事の出来る機械を使用しております。
詳細はこちら https://www.keyence.co.jp/ss/lasermarker/school/question/qabasic.jsp#qa24

『レンズが動く』のではなく、『伸び率を計算』して印刷を致します。

この機能がないレーザー機でマグカップに印刷すると・・・


両端が印刷出来ていません・・・汗

3D機能を設定すると

 キレイに印刷が出来てますね!!

並べるとこんな感じです
 

機械の使い方はモチロン、データの作成や印刷条件の選定等
長年培ってきた経験から様々な方法があります。

インクを使った印刷方法以外をお探しであれば
『レーザー印刷』
という選択肢はいかがでしょうか?

アマサキなら1個からでも印刷を致します。

是非お問い合わせください。